岡崎市内をブラリ旅。レトロな洋風建築 3選を紹介！
2025.06.19
愛知県岡崎市で人材派遣の会社を営む「BSG株式会社」です。地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『岡崎市内をブラリ旅。レトロな洋風建築 3選を紹介！』ということでお伝えしていきたいと思います。
歴史と文化が息づく愛知県岡崎市には、徳川家康公生誕の地として有名な岡崎城をはじめ、数々の歴史的建造物が点在しています。そんな岡崎の街を歩いていると、ふと目を引く、どこか懐かしい雰囲気の洋風建築に出会うことがあります。明治や大正時代に建てられたこれらの建物は、当時のモダンな文化を今に伝える貴重な存在。
今回は、岡崎市に代表されるレトロな洋風建築を3つ紹介します。
■華麗なる邸宅の記憶「旧本多忠次邸」
まず紹介するのは、岡崎市東公園からほど近い場所にひっそりと佇む「旧本多忠次邸」です。本多忠次とは、徳川家康公の重臣であり、「徳川四天王」の一人にも数えられる本多忠勝の子孫にあたる人物です。この邸宅は、1932年（昭和7年）に建てられたものであり、当時の上流階級の暮らしぶりを垣間見ることができます。
□和と洋が調和した独特の建築様式
旧本多忠次邸の最大の特徴は、伝統的な日本の建築様式の中に、洋風のデザインが巧みに取り入れられている点です。瓦葺の屋根や漆喰壁といった和風の要素を持ちながら、玄関ポーチの柱や窓枠、室内の装飾などには、洋風の意匠が見られます。この和洋折衷のスタイルは、明治時代の富裕層の間で流行したもので、当時のモダンな文化を感じさせます。
□広大な庭園と屋敷の調和
邸宅を取り囲む広大な庭園も、見逃せないポイントです。四季折々の花々が咲き誇り、手入れの行き届いた庭園は、訪れる人々の心を癒してくれます。特に、春には桜、秋には紅葉が美しく、邸宅の風格をさらに引き立てます。邸宅の建物と庭園が一体となって織りなす風景は、まさに絵画のようです。庭園を散策しながら、当時の本多家の繁栄ぶりを想像してみるのも楽しいでしょう。
□歴史を語る貴重な資料の展示
現在、旧本多忠次邸は一般公開されており、本多家の歴史や、明治時代の暮らしについて学べます。当時の新聞記事や写真なども展示されており、歴史好きにはたまらないスポットと言えるでしょう。
旧本多忠次邸は、日本の伝統美と西洋のモダンな美意識が融合した、まさに時代を映す鏡のような建築物です。岡崎を訪れた際には、ぜひ足を運んで、その目で確かめてみてください。
■重厚な佇まいが物語る歴史「岡崎信用金庫資料館」
次に紹介するのは、岡崎市の中心部に位置する「岡崎信用金庫資料館」です。その重厚な佇まいは、街の歴史を見守ってきた証と言えるでしょう。
□ルネサンス様式を取り入れた荘厳な外観
岡崎信用金庫資料館の最も印象的な点は、その荘厳な外観です。赤レンガ造りの建物に、白い石で装飾されたアーチ窓やコリント式の柱などが特徴的であり、ルネサンス様式と呼ばれる古典的な建築様式が用いられています。この堂々とした姿は、当時の金融機関の威厳を示すものだったと考えられます。建物の正面に掲げられたエンブレムや、細部にまでこだわった装飾など、見どころがたくさんあるため、ぜひゆっくり全体を眺めてみてください。
□信用金庫の歴史と地域の発展を紹介する展示
資料館内では、岡崎信用金庫の創業からの歴史や、「お金」にまつわるさまざまな展示コーナーが設けられています。当時の貴重な書類や写真、銀行で使用されていた道具などが展示されており、信用金庫の歴史を通して、岡崎の街の変遷を知ることができます。
岡崎信用金庫資料館は、美しい建築物であると同時に、地域の歴史を伝える貴重な文化遺産でもあります。岡崎の街の発展を見守ってきたこの建物に、ぜひ触れてみてください。
■大正ロマンを感じさせる優美な姿「旧額田郡公会堂」
最後に紹介するのは、乙川沿いに佇む「旧額田郡公会堂」です。大正2年（1913）に建てられたこの建物は、左右対称の美しい外観と、屋根の上のドームが特徴的な、大正ロマンを感じさせる優美な建築物です。
□左右対称の美しい外観とドーム屋根
旧額田郡公会堂は、シンメトリー（左右対称）のデザインと、中央にそびえ立つドーム屋根が印象的な建物です。このドーム屋根は、当時としては非常に珍しく、”岡崎一のモダンな西洋館〟であったと言われるほど。現在は、外観見学のみに限定されていますが、外観だけでも当時の技術力や歴史を感じられるでしょう。
旧額田郡公会堂は、その美しい姿を通して、大正時代の華やかな文化を今に伝えています。乙川のほとりを散策する際には、ぜひ立ち寄って、その優美な姿を眺めてみてください。
■岡崎のレトロ建築巡りで、歴史と文化に触れるブラリ旅へ
今回は、岡崎市内にある魅力的なレトロな洋風建築を3つご紹介しました。どの建物も、当時の時代背景や文化を色濃く反映しており、大正ロマン漂う優美な姿に心惹かれることでしょう。
この過ごしやすい季節にこそ、ぜひ岡崎の街をゆっくりと散策し、レトロな洋風建築の魅力に触れてみてください。
今回は『岡崎市内をブラリ旅。レトロな洋風建築 3選を紹介！』について特集をさせて頂きました。
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