製造業における派遣・期間工・契約社員の違いって何ですか？
2023.04.20
愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイトの「ＢＳＧ株式会社」です。
地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『製造業における派遣・期間工・契約社員の違いって何ですか？』ということでお伝えしていきたいと思います。
これから新しく働きたいけど、子育てや介護、病気などの理由でフルタイムの勤務が難しく、雇用形態について悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、正社員以外の派遣社員・期間工・契約社員について、それぞれの違いやどの雇用形態が向いているのかをお伝えしたいと思います。
■派遣社員と契約社員の違いは？
はじめに、派遣社員と契約社員の違いについてご紹介します。
□雇用契約の違い
両者の大きく違う点は、雇用主が異なること。
派遣社員は就業先の企業ではなく、派遣会社と雇用契約を交わします。一方契約社員は、就業先の企業と直接雇用契約を交わします。
派遣社員は、派遣法によって同じ事業主・同じ部署で3年以上働けなというルールが定められています。
契約社員も契約期間がありますが、派遣のように3年の縛りはありません。
契約を更新することで3年以上働き続けることができます。
□給料・勤務体系の違い
派遣社員の場合、給料は時給制が一般的です。
それに対し、契約社員の場合、就業する企業によって正社員のように月給制のところもあります。
労働時間や労働日数など勤務体系に関しては、派遣・契約社員ともに自分の希望に沿って調整しやすい環境と言えるでしょう。
福利厚生が受けられるかは、派遣会社や就業先の企業によるものの、条件を満たせば社会保険への加入は派遣社員も契約社員も可能です。
□仕事内容の違い
派遣社員が請け負える業務は、派遣会社と交わした契約内容に記載されている業務だけです。
その点契約社員は、労働契約を結ぶ際に契約に記載されていない業務を任されることもあります。
■派遣社員のメリット・デメリット
ではどちらの働き方が自分に合っているか見極めるため、両者のメリット・デメリットをご紹介します。
□派遣社員のメリット
- アルバイト・パートと比較し時給が高い
- 派遣会社からのスキルアップサポート受けられる
派遣社員はアルバイト・パート社員に比べ、時給が高く設定されていることが多いです。
その理由に一定レベルのスキルがある点や、採用経費を給料に反映している点が挙げられます。
派遣先によって様々な分野の仕事に挑戦できる点も派遣社員の魅力の1つ。
多くの経験を重ねることでスキルアップを見込めます。
また派遣会社には独自のサポート制度があり、仕事現場で役立つスキルや資格を身につけられる講座を開講しているケースもあります。
□派遣社員のデメリット
- 昇給や賞与がない
- 雇用が安定しにくい
派遣社員には、昇給や賞与の機会が設けられていないケースが大半です。
また同一企業・同一部署で働ける期間は、最長でも3年と定められています。
3年を超えると別の就業先を探さなくてはいけなくなるため、「雇用が安定しない」と感じる人もいるでしょう。
■契約社員のメリット・デメリット
続けて契約社員として働くメリット・デメリットをご紹介します。
□契約社員のメリット
- 正社員登用のチャンスがある
- 業務幅が限定されていない
就業先の企業によりますが、正社員登用の実績があれば将来、正社員になれるチャンスがあります。
また契約社員は派遣社員に比べ任される業務の幅も増え、やりがいのある仕事を任されることもあります。
そこで成果をだせば、正社員になれる可能性も高まるでしょう。
□契約社員のデメリット
- 契約期間に定めがある
- 契約終了後は、自分で仕事を探さなければならない
契約社員という雇用形態名の通り契約社員は、都度契約を締結し直す働き方です。
そのため職場に不満があるときは更新をせずに退職できるというメリットもあります。反対に経営不振で人員削減が行われると、雇用契約を打ち切られる可能性があります。
■派遣社員と契約社員のどちらが向いているか？
そのぞれの働き方にはメリット・デメリットがあります。
そのため「自分は、派遣社員と契約社員のどちらの働き方のほうが向いているか？」と悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
スキルや経験が活かせるような仕事・決まった仕事だけをしたい人は派遣社員向きでしょう。
一方で仕事へのやりがいを重視している人や将来的に正社員になることを視野に入れている人は、契約社員向きと言えます。
■期間工とは
最後に期間工について触れていきます。
期間工とは、期間の定めが設けられた『契約社員』を指し、工場を稼働するメーカーに直接雇用される働き方です。
期間工の魅力は、日本を代表する大手メーカーで働ける点ではないでしょうか。
期間工の勤務先は、日本を代表する自動車メーカーが大部分を占めます。直接雇用の契約社員ということから、正社員への登用も目指せる点がメリットとして挙げられます。
期間工も契約社員に含まれると冒頭お伝えしましたが、それぞれ異なる点もあります。
□期間工と契約社員の違い
期間工も契約社員もともに、メーカーや企業に直接雇用されています。
ただし期間工は大量に人員を募るため、好待遇な募集要件に設定しているケースが大半です。
雇用主となるメーカーによりますが、期間工は時給または日給が高く、それに加えて残業手当、休日出勤手当、満了手当、食事手当、入社祝い金といった手当、生活場所として寮の完備、光熱費を負担してくれるメーカーもあります。
しかし延長できる契約期間は、35ヶ月までと定められています。
また契約満了後、同じ職場に戻ることも出来ますが、労働契約法で定められた6ヶ月という期間を経てからという決まりがあります。
このよに契約期間が短く、同じ職場に戻る際も6か月の期間が必要という特徴もあります。
□期間工に向いている人
期間工は契約期間の短さから、雇用の安定はあまり望めません。
しかし非常に好待遇な条件で就業でき、短期間で多くの収入を得たい方には向いている雇用形態と言えるでしょう。
■まとめ
本記事では派遣社員・期間工・契約社員違いについて触れてきました。
それぞれ違いはありますが、今回ご紹介した内容を踏まえ自分にあった雇用形態を選んでくださいね！
今回は『製造業における派遣・期間工・契約社員の違いって何ですか？』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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