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派遣の3年ルールって何ですか?派遣社員が知っておくべき3つの項目

派遣の3年ルールって何ですか?派遣社員が知っておくべき3つの項目

2023.03.09

愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイト「BSG株式会社」です。地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。


さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。

今回のテーマはズバリ『派遣の3年ルールって何ですか?派遣社員が知っておくべき3つの項目』ということでお伝えしていきたいと思います。


派遣の仕事をする上で必ずと言っていいほど触れることになる「3年ルール」。

ぼんやりと知ってはいても、厳密にはどうなの?と思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は3年ルールの詳しい内容と、押さえておきたい3つのポイントについて解説していきます。

■派遣の3年ルールとは

派遣の「3年ルール」とは、有期雇用派遣社員として同一企業・同一部署で働ける期間を最長3年までとするルールのことです。

このルールは2015年に改正された労働者派遣法で定められた内容です。長く継続勤務している派遣社員の雇用安定とキャリアアップを目的として制定されました。

3年ルールには「事業所単位」と「組織単位」という2つの単位があります。


□事業所単位

派遣先の事業所として、派遣社員を受け入れられる期間が最大3年というルールです。

そのため、すでに2年働いている派遣社員のいる派遣先に後から入った派遣社員は、1年しか働けないことになります。

ただし過半数労働組合に意見聴取を行うことで、3年を限度として受け入れ期間を延長することができます。


□組織単位

派遣社員が派遣先の同じ部署・職場で働ける期間が最大3年というルールです。

あくまで部署(組織)単位で見るため、同じ派遣先事業所内であっても途中で部署移動をした場合などは、働ける期間がリセットされます。

なお、「事業所単位」「組織単位」とも、その期限の最終日の翌日(抵触日)を1日でも超えてしまうと労働者派遣法違反なるので、厳密な管理が必要です。


次に、3年ルールについて知っておくべきポイントを3つ押さえておきましょう。

■3年ルールの例外

派遣の3年ルールには条件を満たすと対象外となるケースがあります。


  • 年齢が60歳以上
  • 無期雇用派遣社員である
  • 期間が決まっている有期プロジェクトである
  • 日数限定業務である(1ヶ月の勤務日数が通常の労働者の半分以下かつ10日以下)
  • 産休・育休・介護休暇などで休職する社員の代替業務である


上記の条件に当てはまる場合は、派遣社員として同じ部署で3年を超えて就業することが可能です。

■3年ルール、その後は?

派遣社員として3年ルールの期限を迎えた後はどうなるのか、気になるところですよね。

ここでは代表的な選択肢を見ていきましょう。


□派遣先企業に直接雇用される

3年ルールの狙いとしても、派遣先企業による直接雇用が一番の理想です。

派遣社員としては3年間勤めた会社でそのまま無期限で仕事ができる、派遣先企業としても派遣での仕事ぶりを認めた上で自社雇用できる、とお互いにとってメリットがあります。


□派遣会社の無期雇用派遣になる

無期雇用派遣とは、名前の通り期間の定めなく働ける派遣社員です。

派遣会社と派遣社員の間で交わす契約で、派遣社員としては無期雇用化にあたり必要スキルや実務経験など、基準を設けていることが多いです。


□部署移動をする

3年以降も引き続き同じ会社で派遣社員として働きたい場合、派遣先企業に受け入れ先があれば部署移動をさせてもらう選択肢もあります。

組織単位の3年ルールは部署ごとに紐づくため、部署移動をすればリセットされます。

部署移動が叶えば、ほぼ同じ職場環境であるうえ、社内システムに慣れている、業務の流れが分かるなどの強みもあり、スムーズに仕事を続けることができるでしょう。


□他の派遣先を探してもらう

3年間派遣社員として従事し、ある程度スキル・経験が身に付いたところで、スキルアップのために他の仕事をしてみたいと思う人もいるでしょう。

その場合は、派遣会社に新たな派遣先を紹介してもらう事ができます。

新しい派遣先での就業が決まれば、就業初日から新たに3年ルールがカウントされます。

■3年ルールのメリットとデメリット

では、具体的に派遣3年ルールにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。


□メリット

3年ルールのメリットは、同じ組織で3年間働けばその会社で正社員登用される可能性があるという事です。

基本的に3年ルールは、有期雇用派遣社員の雇用を安定させる目的があり、期間制限は派遣先企業がその派遣社員の正社員雇用について検討することを促す機会になっています。


□デメリット

3年ルールのデメリットとしては、派遣社員にとって3年で契約を解除されるリスクがあるという事です。

派遣社員の正社員雇用や無期雇用が難しい場合、派遣社員が望んでも同じ職場で就業を続けることはできず、改めて仕事を探し直す必要があります。

まとめ

今回は、派遣の「3年ルール」について詳しくご紹介しました。

3年ルールは有期雇用派遣社員を守るための制度です。

自分のキャリアのために、しっかり理解しておきましょう。


今回は『派遣の3年ルールって何ですか?派遣社員が知っておくべき3つの項目』について特集をさせて頂きました。

皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪


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