製造業で良く聞く『危険物取扱者』ってどんな資格?
2023.07.20
愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイトの「BSG株式会社」です。
地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『製造業で良く聞く『危険物取扱者』ってどんな資格?』ということでお伝えしていきたいと思います。
製造業において耳にすることの多い「危険物取扱者」とは、特定の危険物を扱う際に必要な資格です。
本記事では、「危険物取扱者」の資格について詳しく解説し、その重要性や取得方法について紹介します。
■危険物取扱者ってどんな資格?
危険物取扱者とは、特定の危険物を取り扱う際に法律や安全基準を遵守し、安全に作業を行うための資格です。危険物の取り扱いには火災や爆発、毒性などのリスクを伴うため、その取り扱い方法や安全対策を正しく理解し、適切な対応を行うことが求められます。
また現場では、危険物取扱者の資格を持つ有識者を雇用することで、安全な作業環境を確保し、事故や災害の予防に努めることができます。
■危険物取扱者の受験概要
危険物取扱者の受験概要は以下の通りです。
□受験申請の方法
受験申請の方法は、書面申請(願書による申請)と電子申請(インターネットによる申請)の2通りです。
同一試験日に、書面申請と電子申請で重複して申請することや同じ種類の試験を2回以上受験することはできません。
また、同一試験日に違う種類の試験を受験することはできないため、複数受験を検討している方は注意しましょう。
□受験資格
受験資格は次の通りです。
乙種と丙種には特別な資格は必要ありませんが、甲種に限り受験資格が定められています。
申し込みの前に自分が対象に該当するか否か、しっかり確認しましょう。
<甲種>
受験資格が必要です。
受験資格については、「甲種危険物取扱者試験の受験資格」をご確認ください。
<乙種及び丙種>
受験資格は必要ありません。
□試験料金
- 甲種 6,600円
- 乙種 4,600円
- 丙種 3,700円
■危険物取扱者の種類
危険物取扱者免状には甲種、乙種及び丙種の3種類があります。
甲種・乙種は取扱作業及びその立ち会い、丙種は乙種第4類危険物のうち指定された危険物に限り取扱作業をすることができます。
□甲種
すべての種類の危険物
□乙種
第1類 酸化性固体(塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類等)
第2類 可燃性固体(硫化リン、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム等)
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質(カリウム、アルキルアルミニウム、黄りん等)
第4類 引火性液体(ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類等)
第5類 自己反応性物質(有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物等)
第6類 酸化性液体(過塩素酸、過酸化水素、硝酸等)
□丙種
引火性液体
多くの種類があるため、目指すキャリアや現場で求められているスキルや知識に応じて、取得を目指す資格を決めましょう。
■危険物取扱者の資格 まとめ
危険物取扱者は、特定の危険物を取り扱う際に法律や安全基準を遵守し、安全に作業を行うための資格です。
製造現場でも求められるケースが多く、資格を取得することによって、手当が付いたり就職・転職が優位に働くこともあります。
しかし危険物取扱者の資格取得には一定の勉強量が必要であり、簡単に取得できる資格ではありません。
資格取得を目指す場合は、事前にしっかり学習プランを設計し、取得を実現できるよう勉強に取り組みましょう。
今回は『製造業で良く聞く『危険物取扱者』ってどんな資格?』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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