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製造業はなぜ派遣社員が多いの?その理由とは!?

製造業はなぜ派遣社員が多いの?その理由とは!?

2023.04.27

愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイトの「BSG株式会社」です。

地域密着・岡崎市で「企業」と「お仕事をしたい方」とをマッチングさせて頂いております。こちらのブログでは愛知県岡崎市周辺のお仕事情報の発信だけじゃなく、お仕事を探している方にとって有益な情報をお届けしたいと思いスタートしました。


さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。

今回のテーマはズバリ『製造業はなぜ派遣社員が多いの?その理由とは!?』ということでお伝えしていきたいと思います。


製造業は他の業種と比較して派遣社員が多い業界です。しかしなぜ製造業は、派遣社員の雇用が多いのか?

本記事では、製造業における派遣社員雇用が多い理由と、製造業への就業を望む場合、どの様に製造業に携わっていくべきかお伝えしたいと思います。

製造業における派遣の状況

総務省統計局の調査によると、派遣労働者数は概ね130万人台であり、この数字に長年大きな変化はありません。

また日本人材派遣協会の2021年の調査によると、製造関連職種の派遣社員は全派遣社員数に占める割合は25%を占め、事務職に次ぐ2番目の多さです。


男性に限っていえば、全派遣社員数53万人中18万人が製造業と1/3を占めて最も多く、また運輸・清掃・包装の職種が2番目に多い22%、製造業には出荷業務もあるので、これを合わせると派遣社員の4割近くが製造業に携わっていると言えます。

製造業で派遣社員が多い理由

なぜ製造業では、他の業界と比較して派遣社員の数が多いのでしょうか?

本項目ではその理由について、触れていきたいと思います。


□そもそも就労者数が多い

総務省統計調査によると、製造業の就労者数は2020年で1054万人です。実はその中で派遣社員の占める比率は3%程度にすぎません。
つまり多くの人が派遣社員として働いているものの、製造業の就労者全体と比較した比率というのはそれほど大きくはないとは言えます。
しかし製造業は、そもそもの従事者数が多く、結果的に他の業種と比較して派遣社員の雇用数が多いと考えられます。


□人件費を抑えやすい

80年代後半から始まった急激な円高と人件費の高騰や韓国や中国などの製造企業との競争の中で、企業は高い人件費を賄いきれなくなり、国内に製造拠点を残しておくためには派遣社員等の非正規雇用者に頼らざるを得ない状況となりました。

また最近まで世界一と言われていた電気料金が、企業の利益を圧迫して人件費を上げられないという事情もあります。
派遣社員は派遣会社へのマージンは発生するものの、賞与や各種手当、保険などの負担が少ないため企業にとっては人件費を抑えやすくなります。そのため多くの製造業の現場では、派遣社員を雇用する傾向にあります。


□雇用調整がしやすい

製造業には繁忙期と閑散期があり、企業は業績に合わせて生産調整を行う必要があります。
生産量に合わせて雇用数を調整することで、コストを抑えることができます。その点調整を行いやすい派遣社員を雇用しておくことで、業績低迷時のバッファを設けておくという企業側の都合もあります。

ただし派遣法では同一企業・同一部署に3年以上同じ人を派遣してもらうことはできないため、長く勤めて欲しい人材には正社員登用の相談が行われるケースもあります。


□高い能力を必要としない業務が多い

製造業の現場には、多様な職種があります。その中でも組立や配送などあまり熟練や高い能力を必要としない業務も多くあります。
そのような業務では正社員よりも派遣社員を登用するケースが一般的です。

■正社員と派遣社員どちらの働き方を選ぶべきか

製造業は正社員の受け入れ間口も広く、業務によっては未経験者でも参入敷居が低い業界です。
しかし正社員と派遣社員とでは、同じ製造業でも働き方に大きな違いがあります。


□正社員として働く

当然ながら製造業においても、多くの現場で正社員登用がおこなわれています。
多くの場合、待遇や雇用の安定性の面で派遣社員よりも優遇されています。

その代わり職務に応じた責任が求められ、人によってはプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
またポジションによっては上司や同僚、時には他部署の社員との人間関係を良好に保つ必要もあるでしょう。


□派遣社員として働く

派遣は待遇や安定の面で正社員に劣ることが多いですが、正社員よりもプライベートなどを重視した働き方が叶います。また大きな責任を負わなくても良い気楽さもあるでしょう。

また正社員ではできない副業を持つこともでき、多彩な経験を積むことも可能です。プログラマーなど需要が大きい分野で高い能力を持っていれば、高い給料を稼ぎながら、自由な立場を維持するということもできるでしょう。

まとめ

派遣社員と正社員、どちらも一長一短あります。働き方を選択する際は、自身の適性に合わせて選択することが肝要です。

また働き方が多様化する今の日本においては、正社員・派遣社員関係なく会社にとって価値の高い人材になれるよう努力することも大切です。


自分がどんな適性を持つかわからない場合は、まずは派遣社員としていくつかの職場を経験してみるのも良いでしょう。
複数の職場を経験する中で、自分に合っている仕事が分かってくるのではないでしょうか。


今回は『製造業はなぜ派遣社員が多いの?その理由とは!?』について特集をさせて頂きました。

皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪


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