
男性の育児休暇取得率が高まっていますが、男性の派遣社員も取得できるの?
2025.11.13
愛知県岡崎市で製造請負・人材派遣の会社を営むビージョブメイトの「BSG株式会社」です。
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さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『男性の育児休暇取得率が高まっていますが、男性の派遣社員も取得できるの?』ということでお伝えしていきたいと思います。
近年、社会全体で男性の育児参加への関心が高まり、それに伴い育児休暇を取得する男性が増えてきました。テレビやインターネットでも、子育てに積極的に関わる「イクメン」という言葉を目にする機会が多くなり、育児休暇は男性も取得するのが当たり前という雰囲気も徐々に醸成されつつあります。
しかし、派遣社員として働いている方の中には、「正社員の男性は育児休暇が取れると聞くけれど、自分のような派遣社員でも取得できるのだろうか」と疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、男性の派遣社員が育児休暇を取得するための要件や、取得する際に知っておくべきポイントについて詳しく解説していきます。
■男性派遣社員が育児休暇を取得するための基本要件
男性の育児休暇取得が推進される現代において、「派遣社員だから」という理由で育児休暇の権利がないと思われている方もいるかもしれません。
しかし、育児・介護休業法は雇用形態に関わらず、育児に携わる労働者の権利を保障する目的で制定されています。そのため、男性の派遣社員も育児休暇を取得することは原則可能です。
まず、大前提として、育児休暇は正社員だけでなく、期間の定めのある契約で働く有期雇用労働者も取得することができます。派遣社員は派遣会社との間で雇用契約を結ぶ有期雇用労働者に該当するため、育児・介護休業法に基づく育児休暇の対象となります。ただし、誰でも無条件に取得できるわけではなく、いくつかの条件を満たす必要があります。
具体的な取得要件としては、まず「同一の事業主に引き続き一年以上雇用されていること」が挙げられます。これは、派遣社員の場合は「派遣元である派遣会社に一年以上雇用されていること」を意味します。派遣先が変わったとしても、派遣会社との雇用契約が一年以上継続していれば、この条件はクリアできます。
次に、「子の出生日から一年半以内に雇用契約が満了することが明らかでないこと」という条件があります。これは、育児休暇の期間中に雇用契約が終了してしまうことが決まっていない、ということを示します。さらに、「一週間の所定労働日数が三日以上であること」という要件も確認が必要です。これらの条件を全て満たしていれば、男性の派遣社員でも育児休暇を取得する権利があると言えるでしょう。
■男性派遣社員が育児休暇を申請する際の手続きと注意点
本章では、育児休暇を申請する際の手続きと注意点について解説します。
正社員と異なり、派遣社員は派遣会社と派遣先企業という二つの組織が関わるため、申請手続きが少し複雑に感じるかもしれません。皆さんも、「派遣先と派遣元、どちらに連絡すれば良いのだろう」「いつまでに申請すれば良いのか」といった疑問を抱えているのではないでしょうか。
ここでは、男性の派遣社員が育児休暇をスムーズに申請するための手続きと、注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。
□育児休暇を申請する際の手続き
育児休暇を申請する際は、まず派遣元である派遣会社の担当者に連絡しましょう。育児休暇の申請は、雇用契約を結んでいる派遣会社に対して行うのが原則です。派遣先の担当者に先に相談してしまうと、情報が正しく伝わらなかったり、余計な混乱を招いたりする可能性があるため、まずは雇用主である派遣会社に連絡してみましょう。
また、育児休暇を取得する旨は、できるだけ早く伝えることが大切です。育児・介護休業法では、育児休業開始予定日の一ヶ月前までに書面で申し出ることが義務付けられています。しかし、派遣会社や派遣先企業も人員配置の調整などが必要になるため、できる限り早い段階で相談しておくことが望ましいでしょう。
□手続きを進める際の注意点
申請手続きを進める上での注意点として、派遣会社から提出を求められる書類を正確に準備することが挙げられます。一般的には、育児休暇申出書や、子の氏名、生年月日などを証明する書類(母子手帳の写しなど)が必要となります。必要書類は派遣会社によって異なる場合があるため、担当者の指示に従い、漏れのないように準備しましょう。
また、育児休暇中や復帰後のことについても、事前に派遣会社としっかりと話し合っておくことが大切です。育児休暇中の給与や社会保険料の取り扱い、復帰後の働き方など、不安な点を事前に確認しておくことで、安心して育児に専念することができます。さらに、育児休暇を取得する旨を派遣先の担当者にも伝えることも忘れてはなりません。派遣会社と連携しながら、派遣先の業務に支障が出ないよう、引き継ぎなどを丁寧に行い、円満に休暇に入れるよう配慮することが重要です。
■まとめ
男性の派遣社員も、育児・介護休業法に基づき育児休暇を取得する権利があります。取得のためには、派遣会社での雇用期間が一年以上であることや、育児休業期間中に雇用契約が終了しないことなどの要件を満たす必要があります。
申請は、必ず派遣会社に連絡し、早めに相談することが大切です。
安心して育児休暇を取得し、子育てに積極的に参加しましょう。
今回は『男性の育児休暇取得率が高まっていますが、男性の派遣社員も取得できるの?』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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